2018年 05月 16日
自分に戻れる場所
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夢のような玉川タカシマヤさんでの催事が無事終わってから
母の日までの5日間は
桜新町のアトリエで引き続き制作と販売、それからレッスンの業務に戻ったのですが、
なんていうか勝手知ったるベースへ帰り
いつもの方々とお会いしていろんなお話をして。
とてつもない安堵を感じたのでした。
外での劇的な変化に富んだ日々、時間は
それはそれは新しい刺激に満ち、楽しいものでしたが
いつもの慣れた環境でまた精進する時間は
やはり大切で
この場所があるからこそ
外で思いっきり頑張れる、
そのことを再確認したのでした。
自分が自分でいられる場所。
自分の全てを100%さらけだせ、
それを受け入れてもらえ、
時に慰め、時にほめ、時に叱咤激励もらえる
ホーム。
今回催事にださせてもらって感じたことは
そんなホームの大切さ。
そして思いをはせるのは
レッスンに来てくれる生徒さんや卒業生のみなさんの
メイフェアフラワーズはそんなホームになりたいという思い。
卒業生のみなさんがひとり立ちして
その花仕事が軌道に乗るまでのその間、
ひとりひとりが抱えるいろんな思い。
「うまくいった!みんなにお話したい!」
みたいなことばっかりじゃもちろんないはず。
「ぜんぜんだめだった。なんでだろう。」
「どうしてうまくいかないんだろう。」
「なんでわかってもらえないんだろう。」etc・・
たいへんだったそんな思いは
誰かに聞いてもらえるだけで楽になり
また頑張ろうと思えることもある。
「もうやめてしまおうか・・。」
あまりに大変で
そんな思いがふとよぎった時でも
誰かがそばにいて
話を聞いてくれたなら。
そんな存在に
私がもしなれたなら。
レッスンに来てくれている間は
レッスンの度に励ますことができる。
ちょっとした心の動きに敏感に
前向きな言葉をかけることができる。
だけど、
すでに卒業したみなさんのそんな気持ちに寄り添えるように
どうしたらなれるのだろうか。
それをこの数日ずっと考えています。
飛び込んだ海が
思いのほか大きく広くて
わかっていたはずの行き先方向を見失い、
広い海の真ん中で孤独になることがないように
こっちだよと灯台の明かりのように
進むべき方向を指し示したい。
どうしたらそうなれるかを
考えています。
by mayfairflowers
| 2018-05-16 18:31
| レッスン