2019年 03月 07日
資格って必要?
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こんばんは!
今日は一日冷たい雨の東京でした~。
でも三寒四温、
一雨ごとに春が近づいていると思うと
うきうきする今日この頃♪
年度末、
春から新しいことを始めたい!と
嬉しいお問い合わせが増えております♪
今日は日本プリザーブドフラワー協会(JPFA)の
ディプロマコースについて
少しお話を♪
ディプロマ。
よくお伺いするのが
「プリザーブドフラワーをしばらく習っていて
それはそれでとても楽しいんだけれども、
どうせ習うなら何かを成果として残したい。」
また、
特に将来花を仕事にしたいとお考えの方からは
「資格を持つことで
周りの人に認めてもらい、信頼を得ながら
レッスンや商品製作に携わりたい。」
うんうん、わかります!
そんなふうに真摯に花と向き合おうとする貴女を
心底すごいと思います!
花の技術を学ぶために
巷には生花、プリザーブド、アーティフィシャル、
それ以外にも様々なジャンルの花の、たくさんの花の資格があります。
今このブログを呼んでくださっている方の中にも
どこのディプロマを取ろうか
まさに検討中の方もいらっしゃるかもしれませんね。
日本プリザーブドフラワー協会のディプロマは
最も歴史が古く
2000年からスタートしています。
理事でいらっしゃる石川妙子先生が
フランスで始めてみて感動したこの花を
いち早く日本で広められました。
プリザーブドフラワー以外にも
アーティフィシャルフラワーのパフフローラや開花技術や・・
もう、石川先生の目の付け所、
いつも本当にすごい!と思います。
プリザーブドフラワーは生花からできていますが
その取り扱いかたや各素材の活かし方は生花とは似て非なるもの。
特に卓越したワイヤリングテクニックが必要とされるこの花。
ディプロマテストでも
かなり難易度の高いブーケに挑戦していただいています。
最初は「こんな難しいブーケ作れる気がしない!」と口をそろえておっしゃいますが
合格者はみなさん
かなり高い技術を身につけられて、
毎回本当に感動します!
でも!!!
花は
例えば美容師さんのように
国家資格がなければその仕事に携われないということは実は無いんです。
ちなみに花の国家資格はフラワー装飾技能士という生花の資格がありますが、
ぜんぜん無資格で始めちゃってOKです!
むしろ
花の仕事に必要な資格は
ずばり、運転免許!!!!笑
なまじ冗談でなく
本気でちょっと思ったりしていますが
それくらい、
運転免許は言い過ぎかもしれませんが
営業力や、コミュニケーション力、
ポジティブシンキングや愛する力、前に進む力、
サポートしてもれる環境、応援してもらえる人柄など、
花の技術以前に必要な素養というのは
山ほどあると思うんです。
それでも!!!!
やっぱり「基礎の力」を抜きに
飛躍は無いと思うのです。
資格の勉強は、
義務教育のようなものだと思っています。
浅く広く、
様々な分野をひととおりやってみること。
偏り無くまんべんなく、
さまざまな応用の元になる基本の形のバリエーションを
一通り経験し、
一通りなんでも知っていると言い切れる。
その基本っていうのは
数千年に及ぶフラワーアレンジメントの歴史の中で
(古代エジプト時代に花を飾る風習が始まったといわれています)
様々な時代にさまざまな流行が花の世界にもありましたが
その時代の変化を経てなお生き残ってきた
先人たちの英知の集結であって
まさに「定番」と呼ばれるにふさわしいデザインと技術のみが
この時代に生き残って
わたしたちの目の前に存在しています。
残るにはわけがある。
今定番となっているものも
かつては流行だったのかもしれません。
ではなぜ今残っているのか。
そんなことに思いを馳せながら
基礎の学びにぜひ取り組んでいただけたら
うれしいなぁ。
試験に合格したあと、
ご自身なりにそれらを読み解き、応用することを
ぜひとも楽しみ、謳歌していただきたいのです。
ディプロマコースはあくまで義務教育のような基礎の学びです。
合格はすばらしいことだけど、
本当に大切なのは合格のそのあと。
合格後にそれら基礎を
ご自身なりにどう応用していくか。
実際にウェディングブーケを受注するようになったとき
「思ったように花が言うこときいてくれないよ~泣」
「予算内に入らん!」
「このデザイン、気に入ってもらえるかなぁ」
「どうやって梱包して納品しよう」
「打ち合わせはどんなふうにすすめよう」
たくさんある考えなくちゃいけないこと。
ちょっとテンパッちゃいそうなときでも
せめてブーケを作る技術だけにはとても自信がもてて
組んでいる間はテンパッチャイそうだったことも忘れて
楽しく没頭できたら♪
特にスタートアップのときはこんなふうに
基礎技術がいろんなシーンで助けてくれることが多いのかなと思いますし、
そんな安心な気持ちが
その後のお仕事の発展に影響することも少なくないと思うのです。
店にいると
初めてお越しくださるお客様は
一様に
「どんな風に花を仕上げてくれるんだろう」と
好奇心と不安の入り混じったような表情で
ご注文くださいます。
そんな時、
お客様の目の前でちょっと手を動かせば
不安な表情がぱっと晴れて
信頼し始めてくださっていることが手に取るようにわかります。
技術は身を助く。
ぜひご検討くださいね♪
by mayfairflowers
| 2019-03-07 22:15
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