2019年 08月 07日
価値ある花の資格って?
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今日も夏らしいおひさまの光が眩しい一日でしたね♪
暑さ厳しい季節ですが、お元気でお過ごしですか?
わたしはこのひと月、ありがたいことに、レッスンに商品作りに、
それから日本プリザーブドフラワー協会関係の新しいプロジェクトにかかわらせていただいたり、
娘の夏休みも相まって
まためっちゃくちゃ忙しくなってきておりますー!
あかん!また美容院に行けなくなりそう!またロングヘアになってしまう!
でも何とか今週美容院予約できたので滑り込んできます!
そんな熱い夏、
8月と言えば日本プリザーブドフラワー協会のディプロマテスト実施月です!
ディプロマテストは毎年2月と8月にあり
ここメイフェアフラワーズはその試験会場となっています。
制作は真剣そのもの!
加える1本1本の花に入魂されていますよ~!
明日はいよいよ今月初めてのこちらでの試験実施日です!
海外からの受験者の方もいらっしゃいます。
みなさん、本当に熱心に試験のための練習に取り組まれています。
「こんな難しいブーケ、できる気がしない!!!」
このブーケを初めて学ばれたときに
ほとんどの生徒さんがこの言葉を漏らされます。
大げさでなく、
めっちゃ難しいんです!この試験のブーケ。
せっかく試験のためのレッスンを受けたのに
ブーケが大変すぎて
「受験やめます」と途中リタイヤ宣言する方もいらっしゃるほど。。
それくらい大変なブーケの課題です!!
はっきり言って
油断しているとまあまあ落ちます。(どーん)
プリザーブドフラワーのディプロマ試験を実施しているところはたくさんありますが
たぶんこんなにシビアに判定が下る試験はないんじゃないでしょうか。
「何でこんなに難しいのぉ~」
「いじめとしか思えない~」
なーんて言う悲鳴も聞こえてきますが。。
でも良く考えてみてください。
もしこの試験が簡単に通ってしまうような試験だったら。。
だーれも不合格にならないような、そんなゆるい資格だったら。。。
それって、価値がないと思いませんか?
難しくて合格率も厳しくて
しっかり、本当にしっかり練習しなければ
時間内に仕上がらないような高難度のブーケを作る試験だからこそ
それに向かって一生懸命努力して努力して努力して努力して
そしてやっと合格レベルのブーケが作れるようになるからこそ
合格したその後に
「あの試験を乗り越えられた」と自身を誇れ、
まわりからも「あの難しい試験を乗り越えた人だ」と尊重され、
「あの試験を受けてよかった」「JPFAのディプロマでよかった」と価値を感じられるのだと思うのです。
JPFAのこのディプロマテストで出題されるプリンセスブーケは
JPFA創設時から理事でいらっしゃる
北海道の理事校、P3パキッシュ、田島先生が監修されたブーケのレッスンカリキュラムです。
わたしもこのブーケのレッスンを始めて14年になりますが
このブーケを深く理解すればするほど、
本当にすばらしく計算され、構成されたカリキュラムだなぁと思います。
キャスケードブーケの基本的なシェイプについての考え方、バランス、比率。
花の活かし方。主花材と副素材の魅せ方。
美しい仕上がりと強いメカニックのためのワイヤリング・テーピングのコツ・・etc
挙げればきりがないほど
学ぶべきポイントがぎゅーっと凝縮されていて
このブーケをマスターすれば
きっとこれ以外のいろんなブーケを
心底楽しみながら作ることができる!って予感できる、
田島先生のブーケは
そんな夢のあるブーケです♪
かなり経験のある方なら
苦にならないかもしれませんが
それでも3時間45分で
大量の花材をワイヤリングから組み上げる大作。
普通なら相当疲れるその所業も
試験当日はアドレナリンが出まくって
「あっという間でした!!」
「ぜんぜん疲れを感じない」と
普段のテンションとはまったく違う次元で
ブーケを仕上げると言う
「自分」の「最大限」を出し切る一日を
過ごすことになるのです。
試験のその日が終わるとき
「やりきった!後悔はない!」と思ってほしい!
今はその一念でいっぱいです。
合格はもちろんゴールじゃなく通過点。
でも
大切な通過点。
今ここにあるこの課題に向かうみなさまにエールを♪♪
後悔なく終えられることが
その後の花人生を色濃く彩ってくれると思うから。
試験までの道のりの
ご検討をお祈りしています☆
by mayfairflowers
| 2019-08-07 23:55
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