2020年 01月 12日
日本フラワーデザイナー協会のレッスン♪
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こんばんは!
メイフェアフラワーズのさとちゃんこと、
村田智美です。
連休ですねー。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたしはお正月ゆっくりさせてもらったので
この連休はほとんどこもって
まとまった時間がないとできないような業務にいそしんでます♪
と言うわけで
今日のポストは
ちょっとじっくり書いてみようと思います。
日本フラワーデザイナー協会(NFD)のレッスンについてです。
このレッスンは
NFDが発行するフラワーデザイナー資格(1,2,3級)取得を目指し
ドイツヨーロピアンスタイルを中心とした
生花のブーケとアレンジを学びます。
NFDは国内唯一の
公益社団法人が運営する花の団体で
本部は東京都品川区高輪にあり、
50年以上の歴史があります。
ん!?
いつもここで寝てる看板猫ちゃんだそう^^
屋上庭園がすごく素敵なんですー☆
撮影したものです。
四季折々の花々は
手入れがとても行き届いて
都会のオアシスとはまさにこのこと♪
いつ伺っても癒されます~
そんなNFDのレッスンをおすすめする理由はずばり!
十分な基礎力を養うプログラム構成の充実です!
ここで言う基礎力っていうのは
ピアノでいうなら、ハノンをマスターするような、
ゴルフでいうなら、ボールをクラブヘッドでしっかり捉えられるようになるような、
料理なら味付けをいつもバシッと決められるようになるような、
そんな感覚に近いものだと思っています。
個人的には特に
次の3つの基礎力を体得できることが
とてもよいと思っています。
①とめたい位置に確実に花をとめる技術。
②老若男女どんな属性の人が見ても
みんなが美しいと感じられるバランス・比率(黄金比)の体得。
③一輪一輪の花の違いを理解し、その美しさを究極的に活かすあしらい。
①については
「え?挿したら留まるんでしょ?」って言われそうですが
もちろん挿せば留まるんですが
1ミリもたがわず、
自分が挿したい位置に、挿したい理想の角度に花を留めるというのが
最初は至難の業!
上達して留められるようになってきたら今度は
それを制限時間内に行えるように練習!
②のバランスの体得は、音楽で言うなら美しい和音を作る練習。
誰が聞いても美しい和音。
それが半音ずれただけで
すごく気持ち悪かったり、不快だったりしますよね。
花はもうそれだけできれいだから
ややもするとどんな風に挿しても
きれいに見えるというかもしれない。
でもひとたびこの和音が聴こえるようになってくると
そのバランスがちょっと崩れているだけで
不協和音のように
不快に感じるのです。
色の分量のバランス、花材ごとの分量バランス、
それぞれの配置バランス・・・
シェフが味おんちではいけないように
フラワーデザイナーとしてこのバランス感覚は必須、
一番重要だと思います。
見る人が見れば一目瞭然。
③について。
1輪1輪の花の表情をしっかりみながら
ベストな表現を丁寧に行うことは
いけばなの精神にも通じる、日本人が得意とするところ。
だからこそ、
見る側が日本人ならなおさらその部分は重要視されてきますね。
そしてこの3つの力をとことん鍛えるべく、
繰り返し繰り返し
同じ形を繰り返し繰り返し
ひたすら繰り返し
レッスンで練習・復習するのが
この資格の特徴です。
レッスンを進めるにつれて
自然にこの基礎力がついてくる。
そして
例えば、その後どんなスタイルを目指すとしても
この確固たる基礎力があれば
応用がきき、
スムーズにご自身のスタイルを確立させる助けになるはずです。
前ポストで書いたように
最終的には
「あなたのスタイル」を持って欲しいと言う親心があります。
NFDは
小中学校の義務教育のように
幅広い分野の基礎を
偏りなく学ぶ機会と捕らえ、
これを学び、基礎を築くことが
その後の花人生の
礎となってくれると信じています。
本物のフラワーデザイナーを目指すかたに
ぜひ基礎の学びとして取り組んでいただけたら嬉しいです。
写真はレッスンにて。
3級の資格取得を目指すKちゃんの「丸い花束」
毎回目に見えて上達されていて素晴らしいです!
ご自宅でもこつこつ練習を積まれている成果ですね。
by mayfairflowers
| 2020-01-12 22:48
| レッスン