2006年 04月 01日
理想的な人生
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何年かに1回、生き方や考え方にすごく影響する、人や物事との出会いがあります。先週、心が高鳴るような、ドキドキするような、体験をしました。
千葉・九十九里にある、スガハラガラスさんの工場へ見学へ。
サクラがきれいに咲いていて、とてもお天気のよい一日でした。
スガハラさん、表参道や芦屋にお店があり、ご存知の方も多いかと思います。
花瓶やテーブルウェアなど、昭和7年の創業から、ハンドメイドを守りとおして、丁寧な商品作りをなさっています。
「ハンドメイド=職人気質」なイメージが普通ですが、こちらは、クオリティの高い仕事はそのままに、私のような小口の消費者にも丁寧に対応してくれ、わがままを聞いてくれる、素晴らしい会社だな、というイメージを持っていました。
いつも数千点もの商品を揃えていらっしゃると聞いていたので、さぞや大きな工場かと思いきや、実際は、とてもアットホーム。
20~30人くらいの職人さんたちが、熱気あふれる工場でお仕事されていました。
1200度もあるガラスのタネ。2分くらいで固まってしまうのだそう。
わたしも体験させていただきましたが、すぐに固まってしまうガラスを相手にするのはとても緊張しましたが、模様の出かたや、造形の細かいところなどは、運や偶然も影響する、とても奥深いものなのですね・・ステキな体験でした。
こんなステキな企画をたててくださったのは、スガハラガラスの社長さん。
この方との時間はわたしにとってとても貴重で幸せでした。
ひたむきさや情熱、そんなことばがぴったりな人。
暇さえあれば参加者を捕まえて、ガラスがどんな風に作られるのかや、ガラスがどんな風に素晴らしいのか、熱く語っておられました。
とにかく、よいと思ったことはなんでもやってみようという方針のもとに、作られた商品は常時数千種類にも。
ガラスのことをもっと知ってもらいたい、と思っていらっしゃるのが、ビリビリと伝わってきて・・
スガハラ製品、デパートでも良くみかけますし、たくさんの飲食店を顧客にお持ちで、この決して大きいとはいえない工房(工場と言うより・・)で、よくたくさんの商品を作りきっているな~と言う印象でした。
ガラス職人を公募する会社はすくないらしいのですが、こちらでは、女性も含めて、職人志望者を広く受け入れ、育てています。
おじさんが多いのかと思いきや(もちろん、3分の1くらいはおじさんですが)、若い人が多かったです。
加えて驚いたのが、デザインを専門にする人を置かず、職人さんがデザインもしているのだそう。職人さんたちの活き活きとした表情が印象的でした。
会社を大きくしながら、昔からの良い所は、大切にする。
人を育てる、小口の顧客も大切にする、もっと良くなる努力をする。
職人さんの笑顔、営業の方の笑顔。
わたしたちの笑顔。社長の笑顔。
「ガラスが好き」っていう気持ちが、きっと、全部をいい方向に持って行ってる。「こんな風に生きたい!」と思いました。
ゆるぎない信念こそ、理想の人生を作るのかなって、教えてもらった気がして。
きっとこの人は、最初にガラスを作ったときの気持ちを忘れていないんだって思って。。
いろんな欲や思惑の渦巻くご時勢だけど、迷ったときにはスガハラ製の花器にお花を生けてみよう!
スガハラ製の器でいただくサクラランチとサクラカクテル。
温かいおもてなしに、心も温かくなった一日でした。
satomi
mayfair flowers
千葉・九十九里にある、スガハラガラスさんの工場へ見学へ。
サクラがきれいに咲いていて、とてもお天気のよい一日でした。
スガハラさん、表参道や芦屋にお店があり、ご存知の方も多いかと思います。
花瓶やテーブルウェアなど、昭和7年の創業から、ハンドメイドを守りとおして、丁寧な商品作りをなさっています。
「ハンドメイド=職人気質」なイメージが普通ですが、こちらは、クオリティの高い仕事はそのままに、私のような小口の消費者にも丁寧に対応してくれ、わがままを聞いてくれる、素晴らしい会社だな、というイメージを持っていました。
いつも数千点もの商品を揃えていらっしゃると聞いていたので、さぞや大きな工場かと思いきや、実際は、とてもアットホーム。
20~30人くらいの職人さんたちが、熱気あふれる工場でお仕事されていました。
1200度もあるガラスのタネ。2分くらいで固まってしまうのだそう。
わたしも体験させていただきましたが、すぐに固まってしまうガラスを相手にするのはとても緊張しましたが、模様の出かたや、造形の細かいところなどは、運や偶然も影響する、とても奥深いものなのですね・・ステキな体験でした。
こんなステキな企画をたててくださったのは、スガハラガラスの社長さん。
この方との時間はわたしにとってとても貴重で幸せでした。
ひたむきさや情熱、そんなことばがぴったりな人。
暇さえあれば参加者を捕まえて、ガラスがどんな風に作られるのかや、ガラスがどんな風に素晴らしいのか、熱く語っておられました。
とにかく、よいと思ったことはなんでもやってみようという方針のもとに、作られた商品は常時数千種類にも。
ガラスのことをもっと知ってもらいたい、と思っていらっしゃるのが、ビリビリと伝わってきて・・
スガハラ製品、デパートでも良くみかけますし、たくさんの飲食店を顧客にお持ちで、この決して大きいとはいえない工房(工場と言うより・・)で、よくたくさんの商品を作りきっているな~と言う印象でした。
ガラス職人を公募する会社はすくないらしいのですが、こちらでは、女性も含めて、職人志望者を広く受け入れ、育てています。
おじさんが多いのかと思いきや(もちろん、3分の1くらいはおじさんですが)、若い人が多かったです。
加えて驚いたのが、デザインを専門にする人を置かず、職人さんがデザインもしているのだそう。職人さんたちの活き活きとした表情が印象的でした。
会社を大きくしながら、昔からの良い所は、大切にする。
人を育てる、小口の顧客も大切にする、もっと良くなる努力をする。
職人さんの笑顔、営業の方の笑顔。
わたしたちの笑顔。社長の笑顔。
「ガラスが好き」っていう気持ちが、きっと、全部をいい方向に持って行ってる。「こんな風に生きたい!」と思いました。
ゆるぎない信念こそ、理想の人生を作るのかなって、教えてもらった気がして。
きっとこの人は、最初にガラスを作ったときの気持ちを忘れていないんだって思って。。
いろんな欲や思惑の渦巻くご時勢だけど、迷ったときにはスガハラ製の花器にお花を生けてみよう!
スガハラ製の器でいただくサクラランチとサクラカクテル。
温かいおもてなしに、心も温かくなった一日でした。
satomi
mayfair flowers
by mayfairflowers
| 2006-04-01 00:00
| 想うこと